男性の一人暮らしは、部屋が汚れる?そうとも限らない?

心理・引き寄せ

以前、離婚して男性が一人で暮らしていると、モノが増えて悲惨な空間になってしまうことが多いと書きました。実際、まるぶん不動産でも、そのような現場を見ることがあります。もちろん全員ではない。でも、「どうしてこんな状態になるまで放置してしまったんだろう」と感じる部屋に、男性の一人暮らしが多いのも事実です。

だから一般的に、「女性のほうが片付け上手で、男性は片付け下手」と思われがちなのかもしれません。

しかし本当にそうなのかと考えると、一概には言えない気もします。実際には、女性でもモノを大量に抱えてしまう人はいますし、男性でも驚くほど整った部屋に住んでいる人もいます。

ただ、自分のまわりを見渡したとき、「片付け上手な男性」があまり思い浮かばない。その感覚が、「やっぱり男性は片付けが苦手なのでは」という印象につながっているのかもしれません。

一方で、YouTubeなどに出てくる成功している男性たちは、かなり高い確率で「片付け」や「ミニマルな空間」を推奨しています。机の上には余計なモノがなく、部屋も整っている。結局、仕事ができる人ほど、環境を整える重要性を理解しているようにも見えます。

昨日も同僚とそんな話になりました。

「私たちは片付けているのに、男性社員の人たちは、なかなか綺麗に片付けられないよね」

そこから、
「昭和の男はダメなんだろうか」
「若い男の子は案外ちゃんとしてるんじゃないか」
なんて推論になりました。

実際、昭和世代の男性は、「家のことは女性がやるもの」という価値観の中で育った人も多いと思います。
自分で収納を考えたり、日用品を管理したりする経験が少ないまま大人になった。
だから、定年や離婚で突然ひとり暮らしになると、
“暮らしを管理する力”そのものに戸惑ってしまう。

 逆に若い世代は、男女とも一人暮らし経験があり、SNSやYouTubeでインテリアや収納を見る機会も多い。
男性でも美容や部屋づくりに抵抗がなく、
「生活を整えること」が自然になっている気がします。
子育て、掃除、食事作りも女性と同じぐらいやっている。
昭和世代の私たちからすると、よくやってるなと思うけれど、彼らもいつか今の昭和男性のようになると思ったら今のうちから訓練が必要かもしれないですよね。

だから、女性が本質的に片付け上手というより、

「女性は長い間、“暮らしを管理する側”を担ってきた」

という歴史のほうが大きいのではないでしょうか。

そして今は、その価値観自体が少しずつ変わっている時代なのかもしれません。

片付けは、性別よりも、「生活を維持する力」に近い。
疲れていれば乱れるし、忙しければ後回しになる。
逆に、自分の暮らしを大事にしようと思い始めると、
部屋は少しずつ変わっていく。

部屋は、その人の性格というより、“生き方の現在地”が出る場所なのだと思います。

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