家事は、どれだけ時代が進んでも最後は
人間の手が必要になる。
これはたぶん、これから先も簡単には変わらないのかもしれません。
昔の時代なら、お手伝いさん、家来、召使い、そんな存在が家事を支えていた。
ドラマで見た範囲ですけれど、
現代では、ほとんどの人が自分で
家事をこなして生きている。
そして昔は「家事は女性の仕事」という
空気が強かったけれど、
今はそうではありません。
男性も当然のように家事をする
時代になりました。
しかも家電は驚くほど進化しています。
まるぶん不動産が生まれた1966年頃には、すでに洗濯機や掃除機はありました。でも当時は、洗濯をしたら干すことは
人の手、
掃除機をかけても最後は人の手で片付ける、そんな作業が当たり前でした。
それが今では、お掃除ロボットが部屋を動き回り、自動で掃除をしてくれる。
元の位置まで帰ってくれて
しまう必要がない。
洗濯機も乾燥までやってくれるから、
洗濯物を干す手間まで減ってきました。
ここまで便利になった。
けれど、まだ人間にしかできない部分が
あります。
食器洗い機は、食器を洗って乾燥までしてくれる。
でも、食器棚へ戻してはくれない。
乾燥機は洋服を乾かしてくれる。
でも、タンスやクローゼットへしまってはくれない。
結局最後は、人が「元の場所へ戻す」という作業をしなければならないのです。
さらに言えば、「どこへ戻すか」を決めること自体が、人間の仕事です。
つまり、モノが多ければ多いほど、
管理する手間は増えていく。
ロボットが進化しても、AIが発達しても、「モノを整理する」という部分は、
まだ完全には機械化できていません。
だからこそ、家の中のモノの量というのは、とても大事なのだと思います。
モノが少なければ、戻す場所も迷わない。掃除もラクになる。探し物も減る。
家事そのものが軽くなる。
逆にモノが多い家は、家事が終わらない。
片付けてもまた散らかる。掃除をする前にまずモノをどかさなくてはいけない。毎日少しずつ、家事に時間と体力を奪われていく。
家事をゼロにはできない。
でも、モノを減らすことで、
家事を小さくすることはできる。
これは単なる「片付け」ではなく、
これから歳を重ねていく人生を、
少しラクにする準備なのかもしれません。


