こんにちは、まるぶん不動産です。
今日は、私が幼少期のころから知っている、母のご友人のお話です。
その方は現在80歳。
今も整体の仕事をしながら
生活をされています。
80歳で現役。
それだけでもすごいことなのですが、
私が本当に驚いたのは、
その「暮らし方」です。
彼女が住んでいるのは、
築75年の古民家。
場所は、昔から飲み屋さんが立ち並ぶ
夜の街。
治安はあまり良くないです。
そして令和の今、
その周辺はホスト街へと変わりました。
老後の暮らしとして考えると、
決して「静かで安心な環境」とは言えないかもしれません。
それでも彼女は、
その場所で暮らし続けています。
ご近所付き合いもちゃんとされています。
そして、その古民家が
とても素晴らしいのです。
しっかりと修繕され、必要なメンテナンスも行き届いている。
古い家でありながら、大切に住まれていることが伝わってきます。
さらに印象的なのが、家の中。
モノがとても少なく、
すっきりと整えられています。
すぐにでも高級料亭がやれそうな
ぐらいです。
高齢でおひとり暮らしの場合、
気がつくとモノが増え、
生活スペースが圧迫されてしまう
ケースは少なくありません。
実際、仕事でお伺いするお宅でも、
「どこで寝ているのだろう」
と感じるほどモノにあふれて
いることもあります。
若いご家族と一緒に暮らしていれば、
まだ維持しやすいですが、
おひとりで整え続けるのは本当に
大変なことです。
それでも彼女は、
・必要な修繕はきちんと手配する
(お金もかけてます。)
・モノを増やしすぎない(びっくりするぐらいモノは片付いてます。)
・年末にはプロに清掃を依頼する
(自分より体力がある人に、自分では
片付けきれないモノを
しっかりオーダーします。)
・ちょっとした電球などの交換は、ご近所さんの助けあり
といった形で、無理なく暮らしを維持されています。
全部を自分で抱え込まず、
人の手を上手に借りる。
これも、長く快適に暮らすための
大切な工夫だと感じました。
環境は変わっていきます。
街も、人も、時代とともに大きく変わる。
でも、家の中の環境は、
自分で整えることができる。
そしてそれが、
そのまま「暮らしやすさ」や
「老後の安心」につながっていくのだと
思います。
ここで少し、不動産の視点からお話をすると――
年齢を重ねてから、
・モノが多すぎて片付けられない
・家の管理ができなくなる
・いざ売却しようとしても
手がつけられない
こういったご相談はとても多いです。
本当は、
元気なうちに少しずつ整えておくこと。
手に負えなくなる前に、選択肢を持っておくこと。
それが、とても大切になります。
今回ご紹介した女性のように、
・モノを絞っておく
・メンテナンスを続ける
・必要なら人に頼る
こうした積み重ねがあると、
「このまま住み続ける」も、
「手放す」という選択も、
どちらも無理なく選べるようになります。
理想の老後は、
どこに住むかよりも、どう備えるか。
まるぶん不動産では、
片付けのご相談から、
売却のタイミング、
残置物の整理まで、
無理のない形でご提案しています。


